沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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302)何故そんなに忙しいの?

いつもいつも忙しい人が多い。

それだけ働けば、さぞかし裕福か?
と思いきや、常にカツカツだと言う。

一体全体、これは何なのか?
と思ってしまう。

時間とお金というものは、有限だ。

まあ、世の中は広いもので、中には、
お金については、ほぼ無限にある!
なんていう羨ましい人も少数いるが、
時間については、誰にとっても有限。

有限の時間とお金を有効に活用できないと、
幸福を掴むための「自由」は手に入らない。

あくまでも私見だが、
私が感じる「ムダに忙しい人」の特徴は、
次の5つだ。

(1)計画性がない
(2)過剰品質
(3)ノーと言えない
(4)任せられない
(5)長時間労働

(1)計画性がないというのは、
要するに、段取りが悪いということ。

つまり、何をどのタイミングでやるか、
前もって段取りを組んでいないということだ。

パーキンソンの法則というものがあり、
次の2つの法則からなる。

【第1法則】
仕事の量は、
完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する。

【第2法則】
支出の額は、
収入の額に達するまで膨張する。

要するに、時間はあるだけ使うし、
お金もあるだけ使ってしまうということ。

時間の使い方が苦手な人は、
緊急なことを優先してしまい、
結局、それに追われて一日を終えてしまう。

だが、時間の使い方が上手な人は、
緊急ではないが重要なことを、
計画的に前倒しで仕上げていく。

実は、緊急で重要なことなんて、
そうそう滅多に発生しないのに、
時間の使い方が苦手な人には、
これが毎日のように発生する。

何故かと言えば、
緊急でない重要なことを先送りするから。

結果、納期が迫って、緊急なことになる。

そして、緊急で重要なことに追われるから、
緊急で重要でないことも後回しになる。

すると、重要でないことが重要に転じる。
そう、クレームに発展してしまうのだ。

(2)過剰品質は、真面目な人ほど要注意。
コストに見合わない高品質ということだが、
もちろん、時間もコストなので、
あまりに長時間を掛けて高品質を目指すのは、
絶対にやってはいけないことだ。

これが習慣化すると、時間不足は当たり前。

(3)ノーと言えないや、
(4)任せられないというのは、
要するに、本来、自分がやるべき仕事でないのに、
断り切れず、人に任せられず、
全てを自分で引き受けてしまうというパターン。

これも、真面目で責任感の強い人ほど要注意。

(5)長時間労働というのは、
脳のパフォーマンスが落ちる最も大きな要因だ。

つまり、投じる時間の割に成果は少ないし、
品質も当然に悪くなる。

しかも、心身ともに疲れ切るから、
その後の反動がどうしても大きくなる。

気晴らしのためにムダな時間を過ごしたり、
ムダな浪費をしてみたり、ダラダラと寝てみたり。

要するに、仕事量の多さを長時間労働で、
何とかカバーしようという発想自体がダメなのだ。

パーキンソンの法則が教えてくれているのは、
時間もお金も、
「使用限度を自ら適切に設定する」
ということだ。

予め、この仕事に使える時間はこれだけ、
生活費や遊興費に使えるお金はこれだけ、
というように、自ら意識的にルール化すること。

そして、心の中で意識するだけでなく、
必ず「見える化」すること。

時間もお金も、不自由なく潤沢に使えれば、
それだけ幸福な人生を過ごしやすくなる。

一度きりのせっかくの人生である。
自らを律することこそ、自由を手に入れる近道!