沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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136)おかげ参り

 今日は、体育の日。
 ということで、スポーツでも!といきたいところだが、今日は、体育の日とは何の関係もなく、夫婦で「お伊勢参り」に行ってきた。

 今年は、20年に一度の伊勢神宮の「式年遷宮」の年。
 そして、出雲大社でも60年ぶりの遷宮の年ということで、まさに、一生に一度しか訪れない記念すべき年だ。

 この土日は、何だかんだと仕事だったので、3連休の最後くらいは家族でリフレッシュを!と思い、お伊勢参りをふと思い立ったのだが、長女は、今日から3泊4日の修学旅行に出かけてしまっていた。

 で、次女に一緒に行かないか?と尋ねたが、そっけなく「今日は家でやりたい事をやる日!」なんて即答されたもんだから、久しぶりのデートとなったワケ。

 まあ、次女は連れて行かなくて正解だったね。
 見事なまでに、人だらけ!だったので、次女が同行していたら、間違いなく音を上げていたろう。

 でも、我々夫婦にとっては、最高の「おかげ参り」となった。

 内宮も外宮も遷宮を終えたばかりだったので、せっかくだから、正式なお参りの仕方である外宮→内宮の順でお参りしようということになり、夫婦ともども初めて外宮に参拝した。

 内宮への参拝は、もう5回目くらいなんだけど、三重県に住み始めて18年、どういうワケか外宮への参拝チャンスは1回も無かったのだ。

 いやいや、外宮もいいっすねえ!

 遷宮したての外宮・内宮に順にお参りして、本当に「心が洗われる」感じを満喫した。
 私も妻も神道の信者ではないが、伊勢神宮は、訪れる度に「清らかな心」にさせてくれる不思議な存在だ。

 参道に入った途端に感じる「空気の違い」は、言葉では表現できないねえ。

 今回は、車で行くとエライことになることは分かっていたので、電車でのんびりと行ったのだが、これがまた良かった。
 電車旅も、ちょっとヤミツキになるかも。

 ところで、社殿の模型を観覧していると、妻が「ちょっと、ちょっと」と呼ぶので、何かと思って行ってみると、そこには「板垣」という文字が。

 そう、神社の周りにめぐらせる垣根のことを「板垣」と言うらしく、いたる所に「板垣」の文字が書かれているのが、妙に有難いような、誇らしいような感じであった。

 我が先祖は、おそらく、ここから「板垣」の姓を名乗ったんだろうね。

 まあ、神様が鎮座する場所を取り囲んで、神様を守る「板垣」という存在、なかなかやるじゃないっすか(笑)。

 それにしても、その昔は、

「伊勢に行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」

などと伊勢音頭でも唄われたように、一生に一度だけでも「お伊勢参り」をしたいというのが庶民の願いだったワケだ。

 そう考えると、三重県に住んでいて、容易くお伊勢参りができるというのも有難い話なんだよねえ。

 さあて、遷宮したての天照大御神(内宮)と豊受大御神(外宮)にシッカリとお参りできたので、今からの20年間、きっと我が家は「おかげ」続きだろうね!

 次の遷宮の年、私は65歳。

 う~ん。
 その時は、弁護士を辞めて第二の人生でも送っているんだろうか?
 

 いずれにしても、20年後もまた夫婦で「おかげ参り」をしたいっすね!