沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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303)強欲と怠惰

良いか悪いかはともかくとして、
我々は、資本主義社会に生きている。

おそらく、私が生きている間は、
資本主義社会が崩壊することはない。

何故、社会主義がダメなのか?
あくまで私見だが、人間の本質に反するから。

キリスト教世界における「七つの大罪」。
これは、人間の本質を如実に現している。
概要は、次のとおり。

傲慢=自分が他者よりも優れていると思う
嫉妬=他者の成功を羨み失敗を願う
憤怒=怒りに身を任せて行動する
怠惰=自堕落な生活を求める
強欲=身の丈に合わない大きな欲望を持つ
暴食=必要以上の食べ物を求める
色欲=性的に淫らな欲望を持つ

この中で、経済に関連しそうなのは、
「強欲」と「怠惰」だ。

社会主義の本質は「平等」。

どんなにたくさん働いても、
どんなに成績が良くても、
どんなにサボっても、
みんな、同じ「賃金」。

勤勉で能力のある者からすれば、
「何故、あいつと同じ賃金なのか?」
と思うだろうし、
どうせ同じ賃金ならば、
「できるだけサボっちゃおう」
と思うのも当然。

つまり、人間の本質に、
「強欲」と「怠惰」がある以上、
社会主義は、絶対に永続しないのだ。

では、資本主義社会において、
「強欲」と「怠惰」ならどうなるか?

ズバリ、「カモ」になるだけだ。

資本主義経済は、
「緩やかな成長」を基本としている。

従って、資本主義を信じて、
その「緩やかな成長」に乗っかれば、
必ず、利益を享受することができる。

しかし、緩やかな成長というからには、
利益を確保するまでに、
どうしても「時間が必要」なのだ。

ところが、「短期に大儲け」を狙うと、
つまり「強欲」に走れば、
途端に、詐欺の「カモ」となってしまう。

また、資本主義は、
「稀少性に価値を見出す」仕組みだ。

稀少性を獲得せんとすれば、
「勤勉」さによって、他人には無い
何らかの「価値を生む」必要がある。

従って、「怠惰」のままでは、
何ら価値を生み出すことはできない。

ついでに言えば、
「勉強しない」というのも怠惰だ。

現在の資本主義社会では、
「情報=価値」である。

つまり、「無知」もまた「カモ」となる。

私も、30代から投資を始め、お陰様で、
資本主義の「緩やかな成長」を実感している。

資本主義は「成長=宿命」という仕組みだ。

何故かと言えば、
資本主義の根幹に「金融」が存在するから。

金融は、必然的に金利や配当を生み、
金利や配当が生まれるということは、
それだけ新たな利益が生まれることと同義。

つまり、常に新たな利益を生み出し続け、
成長し続けないと、資本主義は崩壊するのだ。

とにかく、
「無知」「強欲」「怠惰」は、
資本主義の「カモ」になるということ。

特に、「強欲+怠惰」ということで、
「楽して儲ける!」
ということは、資本主義社会では、
「絶対にあり得ない」
ことを重々理解すべきである。

ひょっとしたら、そんなことが、
「自分だけは、あり得るかも?」
なんて思っている人がいるとしたら、
「無知」そのものだということ。

是非とも肝に銘じられたい!!