沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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289)フリーランスのFP術③

今回のテーマは、
「住宅資金」と「教育資金」。

住宅問題と教育問題については、
各人のライフプランによって、大きく異なる。

まずは、住宅問題だが、
「持ち家がいいのか、借家がいいのか」
ということは、長らく論じられてきたが、
結局は、各人の価値観に依拠するのだろう。

なので、どちらを選択するのも「あり」、
という結論にしかならないはずだ。

ただ、持ち家を選択するなら、
当然に「住宅ローン」が問題となり、
借家を選択するなら、一生涯に渡り、
支払い続ける「家賃」が問題となる。

つまり、持ち家の人は、
住宅ローンに伴う「長期金利」負担、
借家の人は、
老後にも支払う家賃分の「貯蓄」負担、
といったことが課題となってこよう。

で、私の場合もそうだったが、
固定金利で住宅ローンを組んだ人は、
とにもかくにも、できる限り早く、
「繰り上げ返済」
を実施すべきである。

現在、変動金利はとても低く、
10年間は住宅ローン減税もあるので、
変動金利で住宅ローンを組んだ人は、
繰り上げ返済のメリットは小さい。

だが、固定金利ならば、
その利率は、現在でも十分に高く、
繰り上げ返済による
「金利削減効果」
はとてつもなく絶大である。

私の場合、1000万円の繰り上げ返済で、
なんと450万円もの金利がカットされた。

だから、下手な投資に走るよりも、
何が何でも繰り上げ返済を優先する、
というのが固定金利の場合の王道である。

次に、教育問題については、
多くの人は、学資保険を利用するはずだ。

だが、私は、学資保険に魅力を感じず、
結局、毎月の定期積立を実践した。

学資保険も、民間会社の商品なので、
保険会社の「利益」が搾取される。

20年近くも支払い続けるのに、
その返戻率は、102%前後である。

当然、安全に運用しても、
10年なら130%ほど、
20年なら170%にまで膨らむ、
というのが、普通の投資感覚である。

従って、投資による運用益との差額は、
すべて保険会社の利益である。

そして、途中で解約すれば、
必ず「元本割れ」という結果になる。

まあ、その意味で、
貯蓄するのが下手だと感じる人が、
「途中解約できない」
という心理的圧力を最大限に利用して、
強制的に積立を実現する!!
という利用の仕方ならば、
学資保険はメリットがあるのだろう。

だが、定期積立にしておけば、
確かに金利は低いが、
いつでも解約して利用できる、
という安心感もあるワケだ。

どちらにせよ、
子どもが授かる可能性があるならば、
教育資金は、早めに準備せねばらない。

私も、定期積立を実践したお陰で、
なんとか、学費と仕送りについては、
そこからの捻出でしのぐことができた。

もちろん、子どもが、
医学部に行きたい!!などと言えば、
「何年かかっても国立に行って!」
と子どもに頼み込んだけどね(笑)。

ということで、本稿はここまで。