沈思雑考Blog

ソレイユ経営法律事務所の代表である弁護士・中小企業診断士
板垣謙太郎が日々いろいろと綴ってゆく雑記ブログです。

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250)名古屋からタイへ

先日、私が所属するMASTコンサルティング株式会社にて、
同期の中小企業診断士の「壮行会」が開催された。

で、何を「壮行」したのかというと、
同氏のMAST「タイ」オフィスへの派遣だ。

MASTコンサルティング株式会社は、
私と同期の中小企業診断士が中心となって、
2013年1月に設立したコンサル会社で、
名古屋を拠点に各種のコンサル活動を展開している。

同社コンサルタントは、全員、中小企業診断士の有資格者で、
私も、コンサルタントの一人として活動させて頂いている。

そして、今回、タイ(バンコク)にある同社オフィスに、
同社コンサルタントが「常駐」することになったという次第。

タイオフィスは、1年半ほど前から存在していたものの、
コンサルタントは常駐していない状態だった。

だが、常駐コンサルタントによる現地対応を求める声も多く、
この度の派遣に踏み切ったという経緯なのだ。

タイは、製造業を中心に、日本企業が盛んに進出している。

2015年11月の帝国データバンクの調査によれば、
日本企業の海外進出先のベスト3は、
(1)中国
(2)タイ
(3)アメリカ
の順であり、
今後の海外進出先「候補」のベスト3は、
(1)ベトナム
(2)タイ
(3)インドネシア
の順となっている。

現在、そして将来においても、
タイは、日本企業の重要な進出先ということだ。

MASTコンサルティング株式会社は、
あくまでも「コンサル会社」であるので、
タイを市場として事業を展開する意図はない。
タイに進出している日本企業の経営層を顧客として、
タイでのマネジメントについて、アドバイスをしていくワケ。

今回、常駐するコンサルタントは、単身赴任となる。
その覚悟には、大いに敬意を表するところだ。

そして、何としてでも、現地での成果を上げて欲しいもの。

ところで、そう言えば、先日、某テレビで、
「タイで名古屋メシが大ブーム!」なんて報道していた。

特に、「世界の山ちゃん」などの手羽先が人気なんだとか。

私も、中小企業診断士の実務補習の期間中、
この「世界の山ちゃん」に何度、足を運んだことか(笑)。
思わず、顔がほころぶような懐かしさを覚えるねえ。

あの手羽先が、タイでも食べられるなんて、ホント不思議な感じ。

で、何故、タイで名古屋メシが大人気かというと、
次のような、意外な理由らしい。

タイでも、映画「君の名は。」がビッグヒットとなり、
日本と同様、映画の舞台である飛騨高山まで、
いわゆる「聖地巡礼」に出向く人が爆発的に増えた。

タイから飛騨高山に行くためには、
名古屋に近い中部国際空港から行くのが最短距離なので、
必然的に、日本で初めての食事が「名古屋メシ」となる。

すると、当然のごとく、
みんながSNSに「名古屋メシ」をどんどんアップする。

結果、タイの人に「名古屋メシ」が広く知れ渡ることになり、
タイで名古屋メシが「大ブーム」となった。

とまあ、やっぱ、SNSの拡散力って凄いもんだよねえ。

タイ料理に飽きたら、名古屋メシが食べられる!
というのは、名古屋人にとっては、ホントにありがたいこと。
私も、かなり長い間、名古屋が実家だったので、
名古屋メシは、メッチャ好物なのである。

そして、今回のタイオフィス常駐化は、
我々にとっては、タイに「仕事場」が出来たことを意味する。

つまり、今後、MASTのタイオフィスで仕事すれば、
タイへの渡航費は、ちゃっかり経費で落とせるはずだよねえ(笑)。

それなら、いっそのこと、タイに家族旅行でもいきますか!
まあ、私だけは、きっちりと仕事しないとダメなんだけど(笑)。